1965-07-21 第48回国会 参議院 石炭対策特別委員会 閉会後第1号
当鉱は、第一立て坑(運搬入気坑口)、鴨生本卸坑口(人気坑口)及び第二坑口(排気坑口)を有し、杉谷部内及び海八部内の二区域に三カ所の採炭作業場を持ち、さらに今後の採掘現場をつくるため、立て坑付近より新たに大焼層開発のための坑道を掘さく中であったとのことであります。 生産の状況は、昭和三十九年度四十八万七千トン、そのうち約六五%が原料炭、約三五%が一般炭であります。
当鉱は、第一立て坑(運搬入気坑口)、鴨生本卸坑口(人気坑口)及び第二坑口(排気坑口)を有し、杉谷部内及び海八部内の二区域に三カ所の採炭作業場を持ち、さらに今後の採掘現場をつくるため、立て坑付近より新たに大焼層開発のための坑道を掘さく中であったとのことであります。 生産の状況は、昭和三十九年度四十八万七千トン、そのうち約六五%が原料炭、約三五%が一般炭であります。
操業状況は第一立て坑(運搬・人気坑口)、鴨生本卸坑口(人気坑口)及び第二立て坑(排気坑口)を有し、六百九十メートル坑道、八百メートル坑省を基幹水平坑道として杉谷部内及び海八部内の二区域に三個の長壁式採炭作業場を持ち、さらに今後の採掘現場をつくるため、立て坑付近より新かに大焼層開発のための坑道を掘さく中であったのであります。
これに伴いましてだんだん水位が上昇してまいりますが、この自然発火の鎮火の推移につきましては、水没を開始いたしますと同時に、排気坑口におきまして一時間ごとにガス観測をいたしました。その模様を見て今後の注水方針をきめていくということで、現在進行中でございます。
事故の様相は、坑内切羽より手前、上部に当たる保安規則中の特免区域を含む本坑ベルト斜坑、縦坑坑底、第四ベルト斜坑等、広範囲にわたって崩落と火災が発生したというきわめて特異なものでありまして、今なお燃焼中の個所もありますので、一月三日には第四区に排気坑口より注水が行なわれております。